puppu’s diary

ダラダラ書き場

帰省

週末に久々に名古屋に帰るようです。

今回もあまり時間がない…というか、実家に寄らないコースだとどうしても時間がツメツメになるから特に誰とも会わない予定。

 

以前帰省時に友人と会わないとなった時にビミョウな空気になった事があって、ややこしい感じにしてしまったなとは思ったけど、3日間のうち最初と最後は空港まで1時間半自分で車で運転して、そのうち1日目は昼に名古屋着、3日目は夕方に名古屋を発たなければならない。そのうえどの日も一日歩き回ってその中で往復2時間近く割いて実家方面に戻って誰かと会うっていうのは、やっぱりちょっとムリですな。会えばそこからまた数時間使うことになるし。

そしてまた名古屋に戻っても用事やお店の開いてる時間は限られてる。同じ帰省でも1週間自宅で過ごすのとは全く違ってて、どちらかといえば2泊3日の旅先で強引に現地の人に会う予定を突っ込むのに近い。会うのはやっぱり楽しくない訳じゃないんだけど、そういった事を考えると身1つじゃ厳しい。むしろSNSで繋がってるからそっちで喋ってくれた方が負担が少ない。実際に会うのとSNSを同列に考えてはならんのは分かってるけど。でも手紙だっていい訳だしとやってると四国と名古屋っていうのはやっぱ遠いんですな。いろんな意味で。

 

実家の自宅に帰らないのに、時々(と言っても今年は2年ぶりぐらいか)名古屋に戻るのは、四国では用が足りない事が割とあるから。買物、情報収集、文化的なものを吸収しに(大袈裟)。

となると神戸や大阪でもいいのだけど、やっぱり土地勘のある名古屋に戻る方が気楽だし落ち着く。交通費がそれこそ数倍に跳ね上がるんだけど、知らない街で所用を満たすために一人で1からお店の場所や地図を調べて右往左往するのは結構ストレスになるしこなしきれないのです。

逆に言えば、四国内で用事が本当の意味で完結するなら、今以上に名古屋には帰らないのかもしれない。そろそろこちらにきて5年以上経つけど帰ったところで実際のところ名古屋周辺はだいぶ様変わりしてて、名古屋も自分にとっての地元感が抜けつつあるなと感じてる。

 

文化的な事吸収しに行くっていうと大層な感じだけれど、単純にこことの違いを実感したいって事だと思う。どっちの何が良くて何が良くないのか。それが分かると自分の身の周りをどうしていきたいか明確になる気がする。

 

お店があんまり種類がないに始まって美術館や本屋が少ない、音楽をお店で知る機会がない、趣味を始めるのも一苦労、面白い話を聞く機会がある。そういう小さいことでも十分で、自分にとって何が必要か感覚的に知っておきたい。すごく必死に追いかければ今時は田舎でも文化的なものには手に届くけど、ちょっと気をぬくとそういったものは全部脇を通り過ぎていく。気づいたら身近に文化的な催しが来ても、めんどくさいで通り過ぎてしまう。

 

朝起きたらスズメやカラス以外の鳥が普通に鳴いてて、春はいい匂いがして、山は霧でかすみ畑を耕運機がモリモリ耕してその後を鳥がついばんでる。みたいな景色が普通にある。遠くに海や島が透き通って見えて、なんでこんないいとこ眺めながらゆったりお茶飲んだり、それこそこの間名古屋で泊まろうか迷ったブックホテルなんてあの景色の良いところにあったら最高じゃない?と思ったりする。でも今の場所にいてどこにも出なかったらそういう事にも気付かない。気付かなくてもどうにでもなるけど、なんとなく感じのいいところに住んで気持ちよく過ごしたいという漠然とした思いもどうにもならないだろう。

 

頭の中で話が全然まとまらないけど、責めてる訳じゃなくて田舎も都会もどっちもままならん所はある。だから現状時々身の回りから離れた場所の面白いものを収集に行って、いい物あれば持ち帰るってのが楽しいかなと思うのでした。